器質性精神障害
器質性精神障害とは、脳そのものの病気や脳以外の病気により
脳が二次的に障害を受け、何らかの精神障害を起こすものです。
大別すると、認知症と意識障害という形で症状が出ます。
認知症では、記憶や知能の低下のほか、人格障害が出る場合もあります。
意識障害は、昏睡から一見しても分からない程度の注意力の散漫や
ぼんやり、うとうとするような状態等、その程度は様々です。
このような器質性精神障害も、その程度によっては
請求によって、障害年金がもらえることがあります。
認知症の場合
認知症や若年性アルツハイマー等でも、その程度により
障害年金がもらえる場合があります。
その認定(審査)基準は、精神の障害に準じています。
高齢の方の場合、65歳までに障害年金の初診日があれば
障害年金の請求が出来ますが、既に老齢年金をもらっている方は
もらっている老齢年金と障害年金の額を比較して
障害年金をもらった方が有利な場合には、請求をご検討下さい。
認知症・若年性アルツハイマー等の方の障害年金の請求では
特にご家族の方のご協力が必要です。
一緒に障害年金の検討・請求が出来れば・・・と思います。
特に障害年金の請求の場合には、ご本人の日常生活の状況を
申立書により、審査側に的確に伝える必要があります。
その点にはご注意下さい。
認知症とは、脳の病気で記憶が悪くなったり判断力が低下し
日常生活に支障が出ている状態をいい、その症状も様々です。
通常の老化による物忘れとは、様々な点が違います。
その原因になる疾患の代表的なものは以下のものです。
・ アルツハイマー
ある蛋白質が神経細胞に異常沈殿することが原因と
言われています。70歳代以降の高齢者に多いようです。
・ 血管性認知症
脳梗塞(血管詰まり)や脳出血で、十分な血液が脳に送れず
神経細胞が死ぬことによるもので、生活習慣等も遠因です。
若い方でも起こることがあります。
・ レビー小体型認知症
幻視や手足の震え・歩行障害等のパーキンソン症状
立ちくらみ・便秘等の自律神経障害
失神・うつ病等、様々な症状が現れる病気です。
・ 前頭側頭葉変性症
初老期に発病し、脳の前頭葉・側頭葉が侵されて起こります。
人格や行動の変化、言葉の障害が目立ちます。
【参照】 熊本県認知症疾患医療センターは、コチラ。
アルコール依存症・薬物依存症
アルコール依存症や薬物依存症でも、病気である以上
障害年金の請求が出来、その程度によっては障害年金がもらえます。
但し、日常生活での状況が診断書や申立書から審査側が
きちんと伝わらないといけませんので注意が必要です。
※ ご相談は、ご自宅・最寄りのファミリーレストラン
入院先の病院・通所施設等で、出来るので相談に
無理をして来られなくても結構です。
※ イラストはイメージです。請求では年齢制限があります。
【障害基礎年金・障害厚生年金・障害共済年金の請求を
認知症・アルツハイマーで検討の方、是非一度ご相談下さい】
( )内は、合併前の住所
合志市 (合志町・西合志町)
玉名市 (玉名市・岱明町・横島町・天水町)
菊池市 (菊池市・七城町・旭志村・泗水町)
熊本市北区
(麻生田・改寄町・池田・和泉町・植木町・兎谷・大窪
梶尾町・鹿子木町・釜尾町・北迫町・楠・楠野町
黒髪・小糸山町・清水亀井町・清水新地・清水岩倉
清水岩倉・清水東町・清水本町・清水町打越・清水町松崎
清水町室園・清水万石・下硯川・硯川町・高平・龍田陣内
龍田町弓削・龍田・太郎迫町・津浦町・鶴羽田町
鶴羽田・徳王町・徳王・西梶尾町・楡木・八景水谷
飛田・万楽寺町・貢町・武蔵ヶ丘・室園町・明徳町
山室・四方寄町・立福寺町)
熊本市中央区・熊本市南区・熊本市東区
§ 上記以外の地区でも、もちろん相談できます。
認知症・ 若年性アルツハイマー・ レビー小体型認知症・血管性認知症
前頭側頭葉変性症・前頭側頭型認知症・ウェルニッケ脳症・ウィルソン病
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