その他の障害年金に関する質問です。
Q 障害年金を仕事をせずにもらう事は、生活保護をもらうようで
自分の中では抵抗がありますが、いかがでしょうか?
A 例えば、仕事をしていて仕事を辞めた時に失業保険を,
病気等で仕事が出来ない場合に、傷病手当金をもらいます。
必要に応じて、利用できる制度を利用することは当然です。
生活保護制度は仕事をしたくても出来ないし、周囲の援助も
受けることが出来ない場合の最終手段であり
生活保護制度と障害年金を同じように考える必要はありません。
Q 障害年金制度と身体障害者手帳制度、全国同じですか?
A 国が定めている制度(法律)なので、全国同じです。
但し、療育手帳等は都道府県で定めているものなので
その名称や等級が都道府県により異なっています。
Q 農業者年金に加入しています。障害年金に影響しますか?
Q 厚生年金基金に加入しています。障害年金に影響しますか?
A 共に老齢年金には影響しますが、障害年金の支給額等には
全く影響しません。
Q 障害年金をもらうことで、税金が安くなったり
その他、生活するうえでプラスになりますか?
A 障害年金は、病気・ケガによる所得の保障制度であり
年金を支給するだけになります。
交通機関の割引や税金の軽減等の福祉的サービスを受けるには
別途、身体障害者手帳等の交付・所持が必要です。
市区町村役場の福祉担当課で、ご確認・手続をされて下さい。
Q 専業主婦で、健康保険も主人の扶養になっています。
障害年金をもらうことで、主人の厚生年金の保険料や
健康保険の保険料に何らかの影響が出ますか?
A 全く影響が出ません。請求して障害年金をもらえそうであれば
是非、障害年金を請求して下さい。
Q 障害年金の審査基準で、日常生活上での著しい制限とか
具体的でなくて、よく分かりません。
仕事をする際の制限というのも、同じ仕事と言っても
就労支援施設やアルバイト、色々あるかと思います。
具体的な見解はないのでしょうか?
A そうですね。そこが障害年金で難しい点です。
具体的に行政が明確に示したモノはありません。
そのため、請求のやり方次第では損をする結果になります。
Q 精神的な病気で、発病後から転院または主治医が変わって
途中で病名が変わった場合、どうなりますか?
A 病名によって扱いが異なってきます。先にあった疾病と後の疾病,
組み合わせによって、同一疾病とみなされることもあれば
別の疾病とみなされることもあります。
Q 会社で仕事をし、厚生年金に加入していましたが、退職しました。
その後、国民年金の手続きをしない時期に初診日があります。
障害厚生年金の請求になりますか?
A 厚生年金の資格喪失後の国民年金の加入手続きが遅れても
法律上は国民年金の加入期間になるために、このようなケースでは
初診日に国民年金加入となり、障害基礎年金の請求になります。